カスタードクリームの上にパリパリのカラメル。別名アイス焼きプリンとも言われている？カタラーナとは、そもそもスペインのカタルーニャ地方のお菓子のことです。

はじめまして。

幸せカタラーナを作っている米田靖英と申します。本日は当店にお越しいただき本当にありがとうございます。

この「幸せカタラーナ」という名前は私が命名しました。スイーツを食べているとき、人はとても幸せな表情をします。どうせなら自分たちが作るスイーツを食べてもらう場面は笑顔がいっぱいになるといいなと思ったのが幸せカタラーナを作りはじめた原点です。

当店で販売する幸せカタラーナは、安心で安全な無添加の製造にこだわり、バニラビーンズとグラニュー糖以外の約９８％を北海道産原料で作っています。

私には３人の小さな子どもがいるのですが、親として考えるのは安心で安全な「おやつ」を食べてもらいたいということ。これは私だけではなく、小さな子どもを持つ親なら誰もが考えることだと思うのです。

ですから当店で扱っているカタラーナは、唯一バニラビーンズだけマダガスカル産のものを使っていますが、それ以外は全て道産原料にこだわり完全無添加で製造しています。

当店の安心で安全なカタラーナを食べる時はみんなが幸せな気持ちになってほしい、幸せなことを語ってほしい。そんな願いを込めて少々ベタではありますが(笑)、幸せカタラーナと名付けました。

さて人間の赤ちゃんが生まれて初めて口にするもの。それは何かご存知でしょうか？

皆さんご存知だと思いますが｢乳｣です。私たちが作る幸せカタラーナが普通のカタラーナと何が違うの？と聞かれれば間違いなくこの｢乳｣が入っているかどうかが一番の違いです。

あなたが産まれた時、おっぱいをあげているお母さんはとても幸せだったと思いますし、そのおっぱいを吸っているあなたも、とても幸せだったんですよね。

こだわった牛乳を使っているのは、当然美味しさを追求してのことですが、ぜひ幸せカタラーナを食べていただくときは、ほんの少し「乳」のエピソードを思い出して幸せを感じてみられてはいかがでしょうか？

当店のカタラーナの原材料として使っている十勝しんむら牧場の牛乳は、じつは｢土づくり｣からこだわっています。いい牛を育てるためには、いい草が不可欠であり、いい草を育てるためにはいい土が不可欠なのです。

健康でおいしい草を育てると、牛が喜んで牧草を食べるようになります。のびのび育った“幸せ”な牛からしぼった牛乳は、濃厚で甘く、今まで飲んでいた牛乳はいったい何だったんだろうと思わされてしまいます。

そんな土づくりからこだわった最高級の放牧牛乳を幸せカタラーナにはたっぷり贅沢に使っています。おおよそどのぐらいかと言いますと、製品の約３０％が十勝しんむら牧場の牛乳からできています。

一般的なカタラーナは生クリームがメインで、幸せカタラーナのようにたっぷりと牛乳を使っている製品はまったくと言っていいほどありません。

私が初めてカタラーナに出会ったとき、その美味しさにとても感動したのを覚えています。ところが生クリームがメインのスイーツですから、食べ進めるにつれて、どうしてもこってりと重い感じがあり少量でおなかいっぱいになってしまいました。

どうにかして、このこってりとした濃厚な美味しさを残しながら、もう少し量を食べられるようにならないだろうか？幸せな時間は長いほうがいいですからね（笑）というのが今の幸せカタラーナの味の原点です。

その答えが牛乳だったんですね。現在使わせてもらっている十勝しんむら牧場の放牧牛乳は北海道中を探し回って、ようやくみつけることができた牛乳なんです。本当にここまでの試行錯誤の道のりは長かったですよ(笑)。

お話が長くなりましたが、ぜひ私たちが心を込めて作ったカタラーナを食べて、美味しく幸せになっていただければこれほど嬉しいことはありません。